2010年6月7日月曜日

低エネルギー産業経営フォーラム発足会の案内

石油生産は2005年頃からプラトー状態にある。世界経済はそれとともに悪化が進んでいる。石油生産の落ち込み、つまり石油ピークはすでに到来していると考えられる。欧米や中国は石油生産の豊富な経験から石油ピークを実感し、石油ピーク後の世界を想定して国家政策、企業経営を進めている。しかし日本は石油生産の経験に乏しいことから石油ピークを意識した政策、企業経営となっていない。石油ピークの影響の大きさと、それに対する対策の手薄さを考えると、日本は崩壊する可能性すらある。
このフォーラムでは、企業の方々に石油ピークの実態を実感していただき、今後の企業経営に役立てていただくことを目指します。
今回は当フォーラムのお披露目の会合を以下の通り開催しますので、ご参加下さい。

日時:2010年7月15日(木)14:00 – 17:00
場所:産総研秋葉原事業所大会議室(2)(11002室)
秋葉原ダイビル11階

プログラム
【第1部】話題提供 14:00 – 15:30
石油文明が終る、日本はどう備える
石井 吉徳 もったいない学会会長、東京大学名誉教授
発表資料はこちらからご覧下さい(要会員パスワード)

石油ピークに対する世界の対応と日本
大久保 泰邦 もったいない学会監事、産業技術総合研究所
発表資料はこちらからご覧下さい(要会員パスワード)

日本の運輸部門における石油消費低減の可能性
中田 雅彦 もったいない学会理事、もったいない学会理事、株式会社テクノバ
発表資料はこちらからご覧下さい(要会員パスワード)

石油ピーク後の食料をどうするのか
Antony F.F. Boys 元和光大学教授
発表資料はこちらからご覧下さい(要会員パスワード)

【第2部】討論 15:30 – 17:00
自己紹介を含めて参加者からのご意見と意見交換。

※終了後、交流会(有料)を予定しています。

参加費
 資料代3千円をいただきます。

申込みは以下のサイトからお願いいたします。

お問い合わせ:
大久保泰邦
email: yasu-okubo@aist.go.jp