2011年6月29日水曜日

平成23年度第1回サロンのお知らせ

【日時】2011725日(月)15:00から17:00

【会場】東大本郷キャンパス山上会館2201202会議室

http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/sanjo/contact/

演題(1):電力業界を取り巻く諸情勢について

講演者(1):早坂房次(東京電力)

時間:15:00-15:50(質疑応答含む)

講演内容:東日本大震災と弊社福島第一原子力発電所の事故に伴い、電力供給不足から計画停電や電気の使用制限など節電をお願いする事態となっています。また、原子力発電所の停止に伴い大幅な火力発電所へのシフトが生じている結果、日本における化石燃料消費は急激に増えています。昨今の食料価格の高騰や化石燃料価格の高騰など、ローマクラブが1972年に警鐘を鳴らした「成長の限界」が現実味を帯びてきているかにも見えます。このような状況下における電気事業を取り巻く諸情勢について内側から感じているものをお話ししたいと思います。なお、本サロンのご説明内容は講演者の個人的見解であり所属する組織の公式見解ではありませんので予めご了承下さい。

演題(2):風力発電の現状と展望

講演者(2):林 農(鳥取大学名誉教授)

時間:15:50-16:40(質疑応答含む)

講演内容:東日本大震災で風力発電は損傷することなく,むしろ原子力発電崩壊による電力不足分を補った実績を残しました.世界の進歩から遅れていた日本の風力発電導入もこれから急進展させなくてはなりません.風力などの再生可能エネルギー普及促進の「再生可能エネルギー電気調達特別措置法」による電力の「全量買い取り制度」の成立に期待が集っています.現時点での風力発電の技術的・社会的な課題と克服方法は何か? 着床式と浮体式の2種類の洋上風力発電の可能性は? などについてお話しします.

演題(3):日本におけるBalloon Graph(エネルギーの量と質のマップ)の作成

講演者(3):鎗谷浩明(東京大学大学院工学系研究科修士1年)

時間:16:40-16:55

講演内容:エネルギーの質・量の双方から現在の日本のエネルギー事情を捉えるため、各種エネルギーの供給量とエネルギー収支比(EPR/EROI)を求め、Balloon Graphと呼ばれるグラフを作成した。このグラフによって、現在の日本における各種エネルギーの分布が一目で分かるほか、年々エネルギー全体のEROIが減少傾向にあることなども示唆される。

閉会の挨拶:16:55-17:00

終了後、1715分より交流会(3千円)を予定しています。

参加申込みはこちらからお願いいたします。